カラクリ屋敷(新・怪しい理科準備室)
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1996年刊の新書。 あんまりしっかり読んでなかった。
最近の情勢で、再び脚光浴びそうなタイトル。 科学ジャーナリストによる、まともな本なのだけれど・・。コロリョフが数行しか扱われていないあたりは、昔の本だから仕方ないけれど、なんか、違和感がある。
ロケットの解説で、「日本の花火がほぼ同じ原理」うんぬん・・え?・・基本、尺玉の打ち上げとか、大砲と同じだよね・・ロケットじゃない。
で、首をかしげるところを拾い上げてみると・・見えてきた、違和感の正体。
たとえば・・ソビエトのロケットが「既存技術を束ねた」って・・!?・・確かにクラスターロケットはロケットの束だけど、意味が違うんじゃあ・・。アメリカは「縦に」積み重ねたし、ソ連は束ねたわけで、これはどちらも推力不足のまっとうな技術的解決なのに・・ヘン。どうも、この本、技術面や科学面で、違和感を醸し出している。
「実現の可能性の低いスペースコロニーやテラフォーミングには魅力がない」ってところも・・。どうも、すごく現実的な著者のよう。決して悪い内容ではないのに・・。
最近の情勢で、再び脚光浴びそうなタイトル。 科学ジャーナリストによる、まともな本なのだけれど・・。コロリョフが数行しか扱われていないあたりは、昔の本だから仕方ないけれど、なんか、違和感がある。
たとえば・・ソビエトのロケットが「既存技術を束ねた」って・・!?・・確かにクラスターロケットはロケットの束だけど、意味が違うんじゃあ・・。アメリカは「縦に」積み重ねたし、ソ連は束ねたわけで、これはどちらも推力不足のまっとうな技術的解決なのに・・ヘン。どうも、この本、技術面や科学面で、違和感を醸し出している。
「実現の可能性の低いスペースコロニーやテラフォーミングには魅力がない」ってところも・・。どうも、すごく現実的な著者のよう。決して悪い内容ではないのに・・。
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