カラクリ屋敷(新・怪しい理科準備室)
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先のグラフの説明。使用したのは家庭用冷凍冷蔵庫。気温と水温のセンサを同
時に使用して、2回に分けて測定。(気温センサ、水温センサ各1個しかない・・)
結果を見ると・・まずセンサの較正をちゃんとやってないので、ちょい怪しいデータになっているのを差し引いても、面白いところがある。水温初期値67℃(一番上のマゼンタのライン)と、水温初期値26℃(2番目の水色)を比較すると、湯の方が急速に温度が下がり、100回目の測定あたり(30sec.でサンプリングしているので、実時間は3000秒=50分)では水温がならんでいる。ここから先は、もう対等。まだ水は全部固化していないので、どっちが先に全部凍るかはまさに確率的な事象になる。
容器のふたを開けているので、湯の方が蒸発熱を奪われやすい・・でもせまい冷凍庫の中の水蒸気圧はどうなってるのかな?さらに温度が高いものから低いものへの熱の移動は温度差が大きいほど盛んになるので・・結局追いつくのは、そんなに不思議な事じゃない。
大槻教授がかみついてるけど、ちょっとうかつじゃないのかな・・条件が複雑すぎるんだもの。
結果を見ると・・まずセンサの較正をちゃんとやってないので、ちょい怪しいデータになっているのを差し引いても、面白いところがある。水温初期値67℃(一番上のマゼンタのライン)と、水温初期値26℃(2番目の水色)を比較すると、湯の方が急速に温度が下がり、100回目の測定あたり(30sec.でサンプリングしているので、実時間は3000秒=50分)では水温がならんでいる。ここから先は、もう対等。まだ水は全部固化していないので、どっちが先に全部凍るかはまさに確率的な事象になる。
容器のふたを開けているので、湯の方が蒸発熱を奪われやすい・・でもせまい冷凍庫の中の水蒸気圧はどうなってるのかな?さらに温度が高いものから低いものへの熱の移動は温度差が大きいほど盛んになるので・・結局追いつくのは、そんなに不思議な事じゃない。
大槻教授がかみついてるけど、ちょっとうかつじゃないのかな・・条件が複雑すぎるんだもの。
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