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カラクリ屋敷(新・怪しい理科準備室) (たぶん)最新のブログです。
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キャベツの芯を植える→キャベツ再生w
チンゲンサイ→再生
ネギ→再生
ダイコン→側根しか伸びない

桜、葉を落とし、根も本体も冷やして・・秋に開花するか→ちょっとだけ咲いた・・(二輪)

台車にブランコ・・急停止で一周するか?→時速35km以上で1周

塩の船で7km渡れるか?→30分で沈没・・・水漏れが原因
※塩を固めてブロックを作る方法が^^;・・
結晶を粉砕して、卵白でつなぎとして焼いて・・(塩竃焼き)・・うー・・
800℃で融解して、非晶質の塩のかたまりを作った方が良くないか?




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1996年刊の新書。 あんまりしっかり読んでなかった。

最近の情勢で、再び脚光浴びそうなタイトル。 科学ジャーナリストによる、まともな本なのだけれど・・。コロリョフが数行しか扱われていないあたりは、昔の本だから仕方ないけれど、なんか、違和感がある。
 
ロケットの解説で、「日本の花火がほぼ同じ原理」うんぬん・・え?・・基本、尺玉の打ち上げとか、大砲と同じだよね・・ロケットじゃない。

で、首をかしげるところを拾い上げてみると・・見えてきた、違和感の正体。

たとえば・・ソビエトのロケットが「既存技術を束ねた」って・・!?・・確かにクラスターロケットはロケットの束だけど、意味が違うんじゃあ・・。アメリカは「縦に」積み重ねたし、ソ連は束ねたわけで、これはどちらも推力不足のまっとうな技術的解決なのに・・ヘン。どうも、この本、技術面や科学面で、違和感を醸し出している。
「実現の可能性の低いスペースコロニーやテラフォーミングには魅力がない」ってところも・・。どうも、すごく現実的な著者のよう。決して悪い内容ではないのに・・。
  先のグラフの説明。使用したのは家庭用冷凍冷蔵庫。気温と水温のセンサを同3ca3473e.png時に使用して、2回に分けて測定。(気温センサ、水温センサ各1個しかない・・)
結果を見ると・・まずセンサの較正をちゃんとやってないので、ちょい怪しいデータになっているのを差し引いても、面白いところがある。水温初期値67℃(一番上のマゼンタのライン)と、水温初期値26℃(2番目の水色)を比較すると、湯の方が急速に温度が下がり、100回目の測定あたり(30sec.でサンプリングしているので、実時間は3000秒=50分)では水温がならんでいる。ここから先は、もう対等。まだ水は全部固化していないので、どっちが先に全部凍るかはまさに確率的な事象になる。
 容器のふたを開けているので、湯の方が蒸発熱を奪われやすい・・でもせまい冷凍庫の中の水蒸気圧はどうなってるのかな?さらに温度が高いものから低いものへの熱の移動は温度差が大きいほど盛んになるので・・結局追いつくのは、そんなに不思議な事じゃない。

 大槻教授がかみついてるけど、ちょっとうかつじゃないのかな・・条件が複雑すぎるんだもの。

 先の実験結果のグラフ。3ca3473e.pngさて・・・?
1回目が、室温の水と冷凍庫内気温。2回目が湯(70℃程度)と冷凍庫内気温。ともにおなじセンサを使っているけど、どうも較正がなってないみたい?液量は100g。容器はガラスのビーカ。

とりあえず、ぐらふのみあっぷ。

0℃あたりまでの冷却にかかる時間がほぼ同じなのが、注目点かな?



ここ数日で、急にムペンバ効果について、ネットがにぎやかになっているみたい。
・・・でもな〜「常識で考えて」とか「科学の基本」だとかって言って、実験や考察もなく笑いものにするとか、やめてね〜。(NHKのガッテンでのあつかいが不適切だったってことには同感)
いろいろな実験の条件や初期状態の違いが結果に大きな違いを生むってところに注目したいのに、ヘンに攻撃的な言質や、嘲笑うような記述をみると、悲しくなる。
・・ニセ科学は、教育に携わるものとしては絶対に看過できない。悪質なウソを教材にしていて良いの?ニセ科学を広める手伝いをする教育者を増やして良いの?・・・この状況をなんとかしたいと思うことすら嘲笑うヒトは、想像して欲しい。自分の子どもが、ニセ科学を精神の根底にすり込まれて成長することの怖さ。・・いいの?それでも?
仕事はやっっっ
すでに日本語版ウィキペディアにムペンバ効果のページ(英語版からの翻訳)が出来てるじゃないか〜。
初音・・もとい、ネギ振りハチュネミク小型化競争(ニコニコ動画)も、佳境(はじめからか・・)。0.45mm? 冷凍室温度と液温を同時測定、30秒のインターバル、純粋100gで、理科室で実験中・・。冷凍室は、ドアを開けなければおよそー20℃にしてある。とりあえず常温(24℃くらい)でスタート。どうなってるかな?
 ニューサイエンティスト誌編集の「つかぬことをうかがいますが・・」(早川書房)だったかな?・・続編だったかな?・・読者ページの総集編なんだけど、たしかこのなかで、このムペンバ効果について「熱い」議論が逢ったっけ。今日(2008/07/09)のNHK「ためしてガッテン」でこいつが出てきて、思わず録画。
 ムペンバ効果って?
 冷凍庫に、温度の異なる水を入れる(もちろん条件は統一。容器も水の質量も・・)。すると、高温のほうが早く凍結するというやつ。ニューサイエンティストの読者投稿では、様々な可能性が指摘されていて、とても面白かった。
 いわく・・
「温度が高い方が蒸発が激しく、気化熱を奪われて急速に冷えるのではないか?」←冷えてしまった後は低温の水と同じ?
「高温の方が対流が激しく、急激に熱が奪われるのではないか?」
「冷凍庫に熱い水が入った方が、冷凍庫のファンが急激に回って・・・」 ETC・・・

 がってんでは、グラフ(水温の初期値と凍結までの時間)も提示されていたが・・ほんとにデータあるのかな?20度くらいまでは直線的に「水温の初期値」と「凍結までの温度」が比例しているのが、ソコを越えると凍結までの温度が急激に減少していく。出典を示して欲しいな。
 とまれ、自由研究レベルでかなりの所まで検証が可能な面白い現象。ネット上だと、こんな記事もあった。
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